2001年2月『急性骨髄性白血病』 発病。
状況・・・風邪と思い込み自宅で静養(3日〜4日)、一向に回復せず病院に罹る。
・病院のはしごをし、3日目にて治療する大学病院決定。
個人病院 ⇒ 県立病院 ⇒ 3日目で大学付属病院へ
結果として、白血病の早期発見に繋がり治療が順調に経過した。
個人病院(第1日目)・・・・・・・紹介状を書いてもらう。
血液の異常がわかり精密検査のために県立病院へ行くように言われる。
県立病院(第2日目)・・・・・・・紹介状を持って受診・即入院(1日間)。
入院した夜、妻から「白血球の数値が異常に高い」と知らされる。
S主治医から転院する必要があることを告げられる。
大学付属病院(第3日目)・・・転院・入院。
救急車で大学付属病院へ
『急性骨髄性白血病』と診断される。
入院(5ヶ月間)と同時に、各種検査が目まぐるしく行われる。
初めて経験する輸血が入院6日目から行われる。
入院当日トイレの後、廊下で貧血のため肩から転倒する。
入院期間中、寛解導入療法・地固め療法全3回の治療を行う。
2001年3月2日から 化学療法(抗がん剤多剤併用)による治療が始まる。
状況・・・化学療法の治療に入る前、肺炎の治療・歯の治療等各種検査を受ける。
・初めての化学療法のためか副作用(吐き気・嘔吐・高熱・脱毛等)が強く苦しい辛い治療となった。
・副作用のため、全く食事を取れなくなる。
・肺炎が良くならず化学療法の治療と並行して肺炎の治療も行う。
寛解導入療法(3月2日〜4月11日まで)
抗がん剤投与・・・・・・3月2日〜3月9日(連続8日間)
赤血球輸血・・・・・・・・3月/2・3・6・8・12・13・14・17・19・22・23日(計11回)
血小板輸血・・・・・・・・3月/1・2・3・5・6・7・11・13・15・16・17・19・21・22日(計14回)
抗生剤投与・・・・・・・・3月は肺炎の症状が回復していないため毎日抗生剤の投与が行われる。
*4月11日 寛解確認
コメント・・・この治療の間、吐き気・嘔吐・発熱で辛くて苦しい治療が続き、約40日間全く食事も取れず高カロリー点滴のみで過した。
体重58kg→45kgに急減すると共に歩行困難(自分の身の回りのこともできず)となり移動には車椅子を使用。なお、寛解導入療法の後半、4月6日から歩行の訓練をする。
この時期、苦しい治療の連続で気持ちが落ち込み面会者や家族からの温かい励ましの言葉に止めどなく涙が溢れる。
地固め療法(全3回)始まる。
第1回目(4月12日〜5月14日まで)
状況・・・相変わらず吐き気、嘔吐で気分の悪い日が多い、幸いにも高熱が出ることもなく経過した。
・食欲もなく病院の食事のほとんどのものは食べることができなかったが、補助栄養食品「テルミール」だけは不思議と飲むことができた。
・肺炎の症状は回復したが予防治療のため抗生剤は毎日投与される。
・初めてのクリーンルームへ、看護師さん・家族の出入りも必要最小限になり孤独な闘病生活を実感。
・5月2日に点滴用のチューブが全て外され、晴れて点滴等の治療から開放される。
抗がん剤投与・・・・・・4月12日〜4月17日(連続6日間)
赤血球輸血・・・・・・・・なし
血小板輸血・・・・・・・・4月21日(1回)
抗生剤投与・・・・・・・・肺炎等の予防治療のため毎日投与
クリーンルーム・・・・・4月23日〜5月1日(9日間)
*5月14日 寛解確認
コメント・・・寛解導入療法の治療と同様、吐き気・嘔吐で苦しい日々が続くが心配していた熱で苦しむことがなくその分楽な治療となった。
歩行でふらつくことがあったがクリーンルームでの生活には別段支障がなかった。
点滴用のチューブが外された後は一日ごとに食欲が増し、体調もうなぎ上りで回復し5月10日から5月13日まで外泊許可が下り、自宅で好きな食べ物を食べたり愛犬ハッピーと過すことが出来リフレッシュできた。
第2回目(5月15日〜6月20日まで)
状況・・・抗がん剤の治療が始まると食欲が落ち吐き気・嘔吐等により調子が如何しても悪くなる。
・嘔吐については前回・前々回の治療の時より幾分少なくなった。
・抗がん剤の投与が終わり直ちにクリーンルームへ、これで感染症対策はひと安心。
・全般的に治療は順調に経過し、体調も良好に回復。
抗がん剤投与・・・・・・5月15日〜5月21日(連続7日間)
赤血球輸血
・・・・・・・6月1日(1回)
血小板輸血・・・・・・・・5月27日・6月1日(2回)
抗生剤投与・・・・・・・・肺炎等の予防治療のため毎日投与
クリーンルーム・・・・・5月22日〜6月11日(21日間)
*6月20日 寛解確認
コメント・・・抗がん剤の治療が始まると2日くらい過ぎたあたりから吐き気がし、食欲もなくなり体調が崩れてしまう。しかし、治療にも慣れてくるのか嘔吐だけは前回の治療の時よりも少なかった。
治療が楽になったことにより食事も取れるようになり体調は少しづつであるが良くなってきた。
今回も、熱に苦しむことはなくクリーンルームでの生活を無事終えることができ、体調が良くなってきた治療の終盤には外泊許可が下り、一泊は温泉・一泊は自宅で気分転換することができた。
第3回目(6月21日〜7月19日まで)
状況・・・地固め療法最後の治療、しかし、抗がん剤の投与が始まると吐き気、嘔吐で如何しても苦しい日々が続く。
・クリーンルームに今回は入れないため大部屋での治療となる。後半の治療で心配していた高熱が出て2〜3日続く。(早速抗生剤で対応・・・大事に至らず)
・輸血も相当数の回数となったが、血小板の輸血の副作用で身体全身に蕁麻疹が出るようになる。
(かゆみ止めの点滴で対応・・・すぐに良くなる。)
抗がん剤投与・・・・・・6月21日〜6月26日(連続6日間)
赤血球輸血
・・・・・・・7月/3・13日(2回)
血小板輸血・・・・・・・・7月/1・3・8・13日・(4回)
抗生剤投与・・・・・・・・肺炎等の予防治療のため毎日投与
クリーンルーム・・・・・なし
*7月19日 寛解確認
コメント・・・抗がん剤投与の治療が始まると如何しても苦しい辛い日々が続くが、今回の治療で退院出来ると思えば気分的に楽な気持ちで治療に向かうことが出来た。
大病は自分には全くありえない、人ごとと考えていた。そして、5ヶ月間の闘病生活を通じ本当に健康という大切なものを見つめ直すことが出来ました。 それと同時に家族という幸せな家庭があることも更に実感・・・・
2001年7月21日 退院。
状況・・・寛解導入療法・地固め療法第3回の治療とも無事寛解に達する事が出来る。
退院時の血液の数値 正常値
白血球 2880個 4000〜8000・・・・・菌を殺します。
ヘモグロビン 7.7グラム 11以上・・・・・・・・・酸素を体に運びます。
血小板
6.9万 10万以上・・・・・・・止血します。
炎症反応 0.4% 0.6以下・・・・・・・・・炎症の時上がります。
なお、炎症反応以外の数値が正常値よりまだ低いが、正常な血液が順調に作られ日毎に数値が上昇して来ているので退院することができた。
コメント・・・2001年2月22日から入院し、5ヶ月間大学付属病院の医療スタッフの懸命なる治療を受けた結果、無事完全寛解に達し闘病生活を終え退院する事ができた。
入院期間中、一日も休まず私のそばで付き添いし身の回りの世話をしてくれた家族や辛い治療の際に励ましてくれた皆さんに心から感謝申し上げます。
2001年7月30日〜9月10日 維持強化療法の治療を受けるため通院。
状況・・・退院後初めての通院。(片道3時間かかるバスで通院)
通院は5週間が1サイクルで、第1週目の月曜日と第2週目の月曜日に予約しての受診となる。残り3週間は治療がなく休みとなり飲み薬のみとなる。
・通院の際の治療は、血液検査と抗がん剤の点滴
・抗がん剤の治療後2日目の午後当たりから副作用の吐き気、嘔吐で体調を崩す。熱を出すことはなかったが5日間寝込んでしまった。
初めての通院時の血液の数値 正常値
白血球 4220個 4000〜8000・・・・・菌を殺します。
ヘモグロビン 9.6グラム 11以上・・・・・・・・・酸素を体に運びます。
血小板
15.0万 10万以上・・・・・・・止血します。
コメント・・・退院後初めての通院治療は、副作用が思ったよりも強く寝込むと共に食欲もなくなり体重も減るなど維持強化療法でも苦しい辛い治療となった。
自宅での過し方として、「かぜ」には特に注意をはらい毎日こまめに手洗いやうがいを行うようになった。
2001年8月20日 職場に復帰
状況・・・5ヶ月間の闘病生活そして退院から約1ヶ月の自宅静養して6ヶ月ぶりの職場復帰で夢のよう・・・・
・勤務第1週目は午前中のみの勤務、第2週目は通常の勤務をしたが、特に仕事で疲れることはなく皆んなからは励まされ元気が沸く。
2001年10月15日 第1回目の強化療法の治療のため入院
状況・・・体調も良好の中、3ヶ月ぶりの闘病生活。
・入院当日にマルクを行い、今回の治療日程や方針が決められる。
(入院の予定は1ヶ月半、治療開始は10月18日からと決定。)
・マルクの結果、骨髄が「弱っている」「すかすか」という状態のため抗がん剤の投与は4日間だけとなり、早めの白血球を立ち上げる治療に入る。
・入院生活の間、全ての治療が順調に経過し寛解する事が出来る。
入院時の血液の数値 正常値
白血球 0000個
4000〜8000・・・・・菌を殺します。
ヘモグロビン 0.0グラム
11以上・・・・・・・・・酸素を体に運びます。
血小板 00.0万
10万以上・・・・・・・止血します。
コメント・・・今回の治療は、白血病細胞をさらに叩き減少させるローラー作戦の治療。
入院した日からマルクの検査、そして一週間後にもマルクの検査をし、骨髄の状態に合わせた抗がん剤の治療となった。
抗がん剤の投与が始まると、吐き気、嘔吐、で体調が悪くなり、食欲もグンと落ちるこれだけは毎回同じ辛い苦しみが付きまとう。
今回、抗がん剤は途中で中止したので脱毛だけは避けられるものと思っていたが、やはり強い抗がん剤のためかきれいに抜けてしまった。
2001年11月14日 完全寛解に達し無事退院。
状況・・・第1回目の強化療法による闘病生活も無事完全寛解に達することが出来る。
退院時の血液の数値 正常値
白血球 2690個
4000〜8000・・・・・菌を殺します。
ヘモグロビン 8.9グラム
11以上・・・・・・・・・酸素を体に運びます。
血小板 12.0万
10万以上・・・・・・・止血します。
200 1年11月28日 再び職場に復帰。
コメント・・・入退院を繰り返しながらも職場に戻れたことは本当に嬉しかった。また、仕事では職場に大変迷惑を掛けているにも拘らずみんなから温かい励ましを頂き、元気付けられことに対し心からお礼を申し上げます。
200 1年12月3日〜200 2年5月4日 維持強化療法の治療を受けるため通院。
状況・・・ここまでの化学療法の治療は順調に進み病状も安定するなど快方に向かっている。
・寛解を維持しており、体調も元気な時の健康状態に近い状態で良好。
最近の血液の数値(4月8日) 正常値
白血球 4540個 4000〜8000・・・・・菌を殺します。
ヘモグロビン 12.8グラム 11以上・・・・・・・・・酸素を体に運びます。
血小板
16.4万 10万以上・・・・・・・止血します。
2002年5月14日 第2回目の強化療法の治療のため入院
状況・・・・・退院から6ヶ月が経過し体調も健康なときと変わらない状態までに回復し、5月の連休中に は好きなゴルフを2回 することが出来るなど発病当時を考えると信じられない。
今回は大学病院から変わり初めて入院する病院になるので不安や緊張などで心が揺れ動いたが 主治医の先生 は大学病院から派遣されているA先生(A先生は大学病院でお世話になった先生)で初めての病院でも安心して治療が出 来た。
主な治療内容
○入院と同時にマルクの検査(5月14日)
・治療日程や治療方針が決定される。
○抗がん剤の投与(5月17日〜21日・5日間)
・第1日目・・・・500ml.と100ml.(4時間から5時間)
・第2日目・・・・ 同 上
・第3日目・・・・ 同 上
・第4日目・・・・・500mlのみ
・第5日目・・・・ 同 上
○吐き気等で食事が取れなくなり栄養剤の点滴を受ける。(5月20日〜24日)
・一日・500ml.を2本
○白血球を増やす注射(5月23日〜6月7日)
・一日に1回肩に・・・・筋肉注射
○輸血(5月27日〜6月3日)
・この間3回血小板のみ(5/27・5/30・6/3)
○抗生剤の投与(6月3日〜7日)
・炎症反応が1.5以上になったことにより点滴が始まる
100ml.を2本・・・・・・7時間〜8時間間隔で
○入院最後の検査ルンバールを受ける。(6月14日)
コメント・・・・・今回はクリーンルームでの治療を受けることなり安心して治療ができたが、治療が始まった日の夕方から「むかつき」「 吐き気」「嘔吐」など辛く副作用との戦いとなった。当然食事は取れなくなり栄養剤の点滴を受けることになった。
その後、血液等の数値が下がってきたが幸運にも高熱をだすことはなかったが、しばらくの頭痛で悩まされるなど治療 に伴う副作用で苦労する。
その他治療は順調に経過し無事寛解することができた。特に主治医のA先生には入院40日間休まず回診をしていた だき治療の状況等を丁寧に話してもらうなど安心して治療に専念できたことを感謝したい。
200 2年7月1日〜200 3年1月21日 維持強化療法の治療を受けるため通院。
状況・・・通院の後は副作用で苦しい辛い日々となるが、治療のない期間3週間は好きなゴルフや旅行などが出来るようになり精神的 にも安定してきた。 ・寛解を維持しており、体調も元気な時の健康状態に近い状態で良好。 入院前の血液の数値(1月20日) 正常値
白血球 5400個 4000〜8000・・・・・菌を殺します。
ヘモグロビン 14.8グラム
11以上・・・・・・・・・酸素を体に運びます。
血小板 13.6万 10万以上・・・・・・・止血します。
2003年1月22日 第3回目の強化療法の治療のため入院
状況・・・・体調は食欲もあり良好の中、強化療法6回の予定のうち第3回目の治療
・入院2日目にマルクの検査を行い、今回の治療日程や方針を決める。 (1月29日クリーンルームに入り、1月30日から治療開始と決定。) ・マルクの結果・・・・悪い物は見わたらないが血小板が少ない、今後の増加を期待し治療は開始される。 入院時の血液の数値(1月22日) 正常値
白血球 4340個 4000〜8000・・・・・菌を殺します。
ヘモグロビン 14.2グラム 11以上・・・・・・・・・酸素を体に運びます。
血小板 14.0万 10万以上・・・・・・・止血します。 今回の治療入院の中で特記すること。
・クリーンルームでの闘病生活(27日間)が長かった。
・白血球を上昇させる注射(グラン)は8日目からで、熱を出して投与が始まった抗生剤と一緒になった。
・マルク、ルンバールは入院期間中各1回。
・抗がん剤の投与は4日間
・抗生剤の投与は11日間
・白血球の最も低い時期は抗がん剤投与後の9日目で230が一番低かった。
・輸血は3回(血小板のみ)。 コメント・・・今回の治療は強化療法の中間点、更に白血病細胞を叩き減少させる抗がん剤による化学療法。 ・抗がん剤の投与によりむかつき、吐き気、嘔吐が始まり食事が全く出来なくなる。抗がん剤投与後5日目から食欲がないに もかかわらず少々食事を口にすることが出来た。 ・大学病院からの派遣の先生は1週間から2週間交替となり3人の先生から診察てもらうことになった。
2003年 2月28日 完全寛解に達し無事退院。
状況・・・・第3回目の強化療法の治療による闘病生活(38日間)も無事寛解を迎える。
退院時の血液の数値(2月22日) 正常値
白血球 4910個 4000〜8000・・・・・菌を殺します。
ヘモグロビン 8.9グラム 11以上・・・・・・・・・酸素を体に運びます。
血小板 13.7万 10万以上・・・・・・・止血します。
2003年 3月10日〜2003年 8月18日 維持強化療法の治療を受けるため通院。
状況・・・通院の後は副作用で苦しい辛い日々となるが、治療のない期間3週間は好きなゴルフや旅行などが出来るようになり精神的 にも安定してきた。 ・寛解を維持しており、体調も元気な時の健康状態に近い状態で良好。
・これからも、治療の現実の情報等を詳しく提供して参りたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いします。